tantan’s blog

淡々と過ぎる日常を綴ったアラフィフ主婦のブログです。

春を告げる花*カタクリ*

今、里山では、春を告げる花、

カタクリ」が見頃を迎えています。

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お天気のいい先週末、夫と二人で、

一足早い春の訪れを感じに、

地元の山「弥彦山」に登ってきました。

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カタクリは、古くから人々に

大変親しまれており、

万葉集の中にも登場致します。

 

昔は土手沿いや、あぜ道などでも

カタクリが咲いていたそうですが、

近年では、

開発による環境の変化や乱獲などで、

自生地が減り,

カタクリが見れる場所が、

とても限られてしまいました。

 

そのため、多くの都道府県では、

絶滅の恐れのある生物種として、

大切に保護されています。

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カタクリは、ユリ科多年草で、

比較的よく日光の差す山肌の斜面などで、

見ることが出来ます。

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鮮やかなピンク色の花びらを反り返し、

まるで、うつむいているかのように咲く姿は、

とても可憐で美しいです。(*^^*)

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また、

通常のカタクリの花びらはピンク色ですが、

稀に、数十万本に一本の割合で、

白いカタクリが咲きます。

 

突然変異種が原因のようで、

あまり見ることができないため、

「白いカタクリを見ると幸せになれる」

とも言われています。私も今まで、

一度も見たことがありませんでしたが、

今回初めて、その白いカタクリの姿を、

拝むことが出来ました。

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離れていて、

上手く撮れませんでしたが、

初めて白いカタクリが見れて、

とっても嬉しくなりました。

 

 

また、カタクリの成長はとても遅く、

花が咲くまでに7,8年はかかります。

最初に、糸のような細い葉を出し、

毎年、

ゆっくりゆっくり成長しながら、

長い年月を得て、やっと花を咲かせます。

そんな成長過程も、

カタクリの魅力の一つのような気がします。

(#^^#)

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カタクリの開花時期は、

その地域の気温により異なりますが、

だいたい、雪が解け、

暖かい日差しが感じ始める頃に、

咲き始めます。新潟では、

三月下旬頃から四月上旬頃までが、

だいたい見頃時期になります。

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これから、

山歩きにいい季節になりますね!

新しい季節を感じに、

のんびり山へ出かけてみては、

いかがでしょうか?♡
 

 

 

 

 

 

足湯*月岡温泉*

お天気のいい週末、夫と二人、

新潟市街から、

雪景色が広がる田園地帯の中を、

車で40分進んで、

新潟県新発田にある

[月岡温泉]に行って来ました。

(*^^*)

 

月岡温泉街の真ん中には、

無料で入れる足湯があります。

今日の目的は、こちらの足湯「湯足美」です。


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車を降りると、

卵の腐ったようなニオイが、

辺り一面に漂っていました。

このニオイの正体は硫化水素です。

よく温泉街で「硫黄のニオイがする」

という言葉を聞きますが、

実は硫黄そのものに、ニオイはなく、

これは硫化水素のニオイなんです。

 

月岡温泉といえば、

硫黄の含有量が日本でもトップクラス!

そして硫黄泉ではとても珍しい、

アルカリ性の性質を持った温泉です。

そのため、入浴すると肌がつるつるになり、

身体の芯から温まることから「美人の湯」

と言われています。


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この温泉の足湯に無料で入れるなんて、

お得感満載ですよね〜!(#^^#)

 

早速!お湯に足を入れてみました。

お湯の色は、透明なエメラルドグリーン。

少しヌルっとした感じがします。

 

あれ?でも、ちょっとぬるい…。

やっぱり、冬だから、

お湯が冷めちゃうんですね。ぬるい…。

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それでも、

吹出口近くのお湯は他の場所より温かく、

しばらく足を入れていたら、

だんだん、ぽかぽか温まり出しました。(*^^*)

 

まわりは、雪に覆われ真っ白な雪景色。

山近くなので、雪が多いですね。


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 足湯の目の前には、

「月美台」という演舞場があり、

4月から11月まで、

定期的に無料イベントが開かれます。

足湯に入りながら、こちらも無料で、

月岡芸妓の舞などを見ることが

出来るらしいのですが、冬期間中はお休み。

私は、まだ一度も見たことがないので、

春になったら、

芸妓の舞を見に来たいなと思っています。

今から春が楽しみです。(#^^#)

 

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春になったら行きたい所、

やりたいことリストが、

すごい勢いでどんどん増えていきます!

きっと皆さんも同じですよね。

 

今日もいいお天気。

冬のお日様はとっても貴重です。

そろそろお洗濯を始めなければね!

 

それでは、今日はこの辺で失礼致します。

良い一日をお過ごしくださいね。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

(*^^*)

 

 

 

神社の鹿と*もみじ谷*

真っ赤に、燃えるように色付いた「もみじ」

 

平安時代から、人々に親しまれ、

万葉集にも数多く登場するもみじは、

現代でも人々の心を、魅了してやみません。

(*^^*)

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先日私も、紅葉狩りに行ってきました。

弥彦神社にある、「もみじ谷」です。

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鮮やかに、真っ赤に染まった

色とりどりのもみじ。綺麗ですね!

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もみじは、

古くから人々に愛されてきました。

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花札にも、もみじは登場しますね。

10月の花札には、

もみじと一緒に鹿が、描かれています。

 

この絵札の鹿が

そっぽを向いていることから、

「シカト」という言葉ができたのだとか…。

 

こちら、

もみじ谷の隣にある弥彦神社にも、

鹿さん達がいました。f:id:e-kotantan:20201115103628j:image


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鹿は、弥生時代から

神の使い、神獣として大切にされてますね。

奈良公園の鹿は有名です。

 

日本神話や古事記風土記にも、

数多く登場する鹿。

 

何故、鹿は古くから、

人々に大切にされてきたのでしょう…?

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調べてみると、どうやらその理由は、

鹿の角にあるようです。

 

鹿の立派な角は、一年かけて成長し、

春頃に生え替わります。

 

この角の生え替わりが、

死と再生の象徴や、延命長寿に繋がり、

人々は、鹿を神獣として

崇めてきたようです。

 

また、角のサイクルが、

稲作のサイクルを連想することからも、

豊作を願い、鹿が崇められる理由になったとか…。

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詳しい事はわかりませんが、

鹿が大切にされた理由は、

なんとなく理解出来ました。

(*^-^*)

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色とりどりの紅葉。

綺麗ですね。

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もみじの美しさに、心打たれます。


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古くから

日本人の心を魅了するもみじ。f:id:e-kotantan:20201115102919j:image

そして、

神の使い、神獣として崇められる、

神社の鹿に出会い、

 

遥か昔の日本の風景にまで、

出会えたような、

そんな気持ちになりました。


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このもみじの美しさとともに、

日本に古くからある風習や文化など、

大切な日本の心、風情を、

後世にも、

伝えていけたらないいな…と思いました。

(*´ω`)

紅葉満喫*十日町*


お天気のいい週末。

紅葉が見頃を迎えています。

いつもの如く

「紅葉を見に、十日町に行こう!」

と、夫の突然の提案により、

急遽、車中泊の支度をして、

十日町に行ってきました。

 

まず、

最初に向かったのは、十日町で有名な

紅葉の名所「清津峡」です。

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黒部渓谷・大杉谷とともに、

日本三大峡谷のひとつである「清津峡」

昭和16年に4月に国の名勝・天然記念物に、

昭和24年9月に上信越高原国立公園

指定されました。

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清津峡の柱状の岩は、「柱状節理」と呼ばれ

岩体が冷却される際、体積収縮によって

六角柱状の節理が生じたもの。

なんとも見事な自然の芸術です。

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川の水は、青く透き通り、

川底まで見え、水の透明度がわかります。

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圧巻ですね!

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清津峡に到着したのは、

午後三時過ぎでしたので、

この日の観光はここまで。

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この後は、近くの道の駅で車中泊しました。

 

次の日、朝早く起きて美しいブナ林で有名な

「美人林」を訪れました。

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約3万平方メートルにわたって

樹齢約100年のブナの木々が

生い茂っている「美人林」

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黄金色に色づくブナの葉が

太陽の光を浴びてキラキラ輝く様子に、

身も心も癒されます。

 

ジブリで有名な

久石譲さんのピアノの音色が

聞こえてきそうな…、f:id:e-kotantan:20201102155520j:image

そんな風景が目の前に

広がります。

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しなやかに真っすぐに伸びる

ブナ林の中の風景は、

まるで絵画の中にいるようです。

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美しいですね!

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そのあとは、

十日町市を代表する棚田を

見に行ってきました。「星峠の棚田」です。

山間に大小様々な

棚田が約200枚眼下に広がり、

まるでお伽話のような世界を体感できます。

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「にほんの里100選」にも選ばれている

美しい田園風景に魅了されました。

ここ「星峠の棚田」は

観光地ではなく、私有地です。

そのため、

素朴な自然のままの風景を

堪能することができます。f:id:e-kotantan:20201102183238j:image

自然の素晴らしい風景に感動致しました。

のどかで自然豊かな

十日町に魅せられ、

すっかり大ファンになってしまいました。

またゆっくり、この土地に

遊びに来たいと思います。

今度は温泉も入りたいな。(*^^*)

 

帰り道、

栃尾の道の駅に寄り、

「油揚げ定食」を頂きました。

揚げたての油揚げとコシヒカリ

とても美味しかったです。

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あっという間の2日間でした。

今日からまた、いつもの日常に戻ります。 

お掃除して、お洗濯、夕飯の支度。

平穏な日常に戻って、

何気ない穏やかな時間を、

淡々と過ごしたいと思います。

 

 

ノスタルジー溢れた*緑色の公園*

 

辺り一面に、

キンモクセイの香りが漂っていました。

新しい季節がきたんだなぁと、

しみじみ感じた、日曜の昼下がり。 

サンドイッチと、ゆで玉子、

ホットコーヒーを水筒に入れて、夫と二人、

神社のある公園に行ってきました。

 

加茂市にある加茂山公園

自然豊かな素敵な公園です。 

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新潟の森百選に選ばれている、

緑溢れたこの公園には、

約1300年の歴史がある青海神社と、

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神池と呼ばれる4つの池があり、

池には噴水や、水車があります。

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木々の揺れる音、虫の声、水の音、

子供達の笑い声

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頭上には、見渡すかぎり、

もみじの屋根が広がっていました。

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この公園は、秋が深まると、

紅葉がとても綺麗なんですよ。

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池のまわりにある、

ベンチに座って、

サンドイッチを食べながら、

自然のBGMに、耳を傾けると、

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時間が、ゆっくり、

ゆっくり流れます。(*^^*)

体いっぱいに、感じるゆらぎ。

f分の1ゆらぎ。

e-kotantan.hatenablog.com

きっと今、私の脳内には、

アルファ波が、いっぱい、

いっぱい洪水のように、

放出されているんじゃないかしら?

そう、自分で思ってしまうほどです。

(* ´ ▽ ` *)

緑溢れる公園の中を、ゆっくり、ゆっくり

お散歩しました。大きな木。

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木の根元には苔が生え、

ここに流れた時の長さを、

物語ってます。

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 ゆるやかで、おだやかで、

膨大に流れた時間が、

私達を癒してくれます。 

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公園内には、売店があり、

アイスクリームや、かき氷、

お団子や、おまんじゅう、

焼き芋や、こんにゃくなどが、

販売されていました。

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サンドイッチを食べた後でしたが、

ここで、ところてんを頂きました。( *´艸`)

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そして食べた後は、またお散歩。(*´∀`)♪

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たいした運動を

したわけではないけれど、

長い時間、緑溢れた中を歩いていると、

すごくリフレッシュできますよね。

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厳しい自然の中、長い長い時をかけ、

ゆっくり、ゆっくり成長しながら、

植物たちは生きているんだな…。なんて☆

ここの植物たちに比べたら、

私の生きてきた時間なんて、

きっと、ほんの少し…。

私の成長なんて、きっと、ほんの少し。

(#^^#)

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次は、もみじ色づく頃に、

また訪れたいと思います。