春を告げる花*カタクリ*
今、里山では、春を告げる花、
「カタクリ」が見頃を迎えています。
お天気のいい先週末、夫と二人で、
一足早い春の訪れを感じに、
地元の山「弥彦山」に登ってきました。
カタクリは、古くから人々に
大変親しまれており、
万葉集の中にも登場致します。
昔は土手沿いや、あぜ道などでも
カタクリが咲いていたそうですが、
近年では、
開発による環境の変化や乱獲などで、
自生地が減り,
カタクリが見れる場所が、
とても限られてしまいました。
そのため、多くの都道府県では、
絶滅の恐れのある生物種として、
大切に保護されています。
比較的よく日光の差す山肌の斜面などで、
見ることが出来ます。
鮮やかなピンク色の花びらを反り返し、
まるで、うつむいているかのように咲く姿は、
とても可憐で美しいです。(*^^*)
また、
通常のカタクリの花びらはピンク色ですが、
稀に、数十万本に一本の割合で、
白いカタクリが咲きます。
突然変異種が原因のようで、
あまり見ることができないため、
「白いカタクリを見ると幸せになれる」
とも言われています。私も今まで、
一度も見たことがありませんでしたが、
今回初めて、その白いカタクリの姿を、
拝むことが出来ました。
離れていて、
上手く撮れませんでしたが、
初めて白いカタクリが見れて、
とっても嬉しくなりました。
また、カタクリの成長はとても遅く、
花が咲くまでに7,8年はかかります。
最初に、糸のような細い葉を出し、
毎年、
ゆっくりゆっくり成長しながら、
長い年月を得て、やっと花を咲かせます。
そんな成長過程も、
カタクリの魅力の一つのような気がします。
(#^^#)
カタクリの開花時期は、
その地域の気温により異なりますが、
だいたい、雪が解け、
暖かい日差しが感じ始める頃に、
咲き始めます。新潟では、
三月下旬頃から四月上旬頃までが、
だいたい見頃時期になります。
これから、
山歩きにいい季節になりますね!
新しい季節を感じに、
のんびり山へ出かけてみては、
いかがでしょうか?♡